プレーリードッグってどういう生き物?

プレーリードッグ

今も愛してやまないプレーリードッグとはどういう生き物なのか、簡単に説明してみました。本当に簡単に、なので、かつて飼育していた時とアメリカで追っかけをした時の体験談、そしてネットで収集した情報くらいです。

プレーリードッグとは?

まずは、定番のWikipedia先生より。

プレーリードッグ (prairie dog) は、ネズミ目(齧歯類)リス科プレーリードッグ属の動物の総称。すべてが北米原産で、北米の草原地帯(プレーリー)に穴を掘って巣穴をつくり、群れで生活する。体長30-40cmほどで、毛色はおおむね淡い茶色。草食で、ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)、イネ科の植物を好む。

ナショナルジオグラフィックでの解説

ナショナルジオグラフィックでは、SNSに惑わされるな、飼うとヤバい動物10種の一つにもあげられていた他、リスを殺すプレーリードッグは繁栄(競合相手を殺した個体は、子の生存率が高まる)という研究結果も報告されていました。

プレーリードッグの種類

※こちらもWikipedia先生より説明文をいただきました。

  • オグロプレーリードッグ
    最も一般的な種で、生息範囲が広く個体数も多い。通常、日本で「プレーリードッグ」という場合はオグロプレーリードッグを指す。その名の通り、尾が黒い。なお、体毛が白い「ホワイト種」と呼ばれる変種がある。
  • オジロプレーリードッグ
    オグロプレーリードッグよりも標高の高いところに生息する。その名の通り、尾が白い。
  • ガニソンプレーリードッグ
    コロラド州、アリゾナ州に生息する種。オジロプレーリードッグに類似しているが、体毛に一部黒毛が混じる。個体数はあまり多くない。
  • ユタプレーリードッグ
    ユタ州にのみ生息する種で、体長はやや小ぶり。これも個体数が少なく、絶滅危惧種である。(眉毛のような模様が特徴)
  • メキシコプレーリードッグ
    メキシコに生息する種。絶滅危惧種である。

この中のうち北米に生息する4種(メキシコプレーリードッグ以外)全てをカメラに収めるのが夢だったります!

生息地アメリカでの現状

アメリカでは害獣扱いされています。
ナショナルジオグラフィック1998年4月号にて、『危うし草原のプレーリードッグ』として特集された時、駆除されたプレーリードッグ達の死体が山となっている衝撃的な写真を見ました。
既に20年以上も前の本なので今は状況が変わっているかもしれませんが、改めて読み返してみると、かなり悲惨な状況が綴られています。

2005年にボウルダーを訪れた時、生息域近辺では民家の庭にまで巣穴を開けている状態でしたから、牧場経営者に限らず住んでる人たちにとっても、場合によってはかなり迷惑なのではないかな?という感じを受けました。
もしもそれが自分の家だったら、庭で無数のプレーリードッグが飼えて嬉しい!と、最初は思うかもしれませんが、生活していくとなると何かしら不都合が出てくるかもしれないですよね。

一方、プレーリードッグが生息する地には栄養豊富で豊かな草原が広がるという事が分かり、保護の動きがあるのも事実です。しかし、その行為が必ずしも歓迎されてはいないような気はします。
確か以前、ユタ州に生息するユタプレーリードッグが農家の要望により絶滅危惧種より一段階下に下げられた、という話があったと思うので。(情報源を探してみましたが、随分前の情報の為か、見つけられませんでした)

ナショナルジオグラフィックより

いまでは北アメリカのグレートプレーンの大部分が農場や牧草地になっており、そこではプレーリードッグは歓迎されない動物だ。破壊的な巣穴を作るために、しばしば害獣として捕殺された。20世紀中に98%が殺されてしまい、また、その生息地もかつての5%にまで減少してしまった。

Wikipediaより

牧草地において家畜が巣穴で足を折るなどした事故や、入植者たちの畑を荒らしたことなどから害獣扱いされてきた。また、町外れに作られた野球場が巣穴でぼろぼろになったなどの話が各地に残る。そのため、アメリカなどでは駆除対象として扱われる種もある。

日本での取り扱い等

随分前の記事にも一度書いた事あるのですが、改めてここにも記しておきます。

1990年代後半、ペットとして人気が出たものの、2003年には、ペスト・野兎病などの感染症を媒介する恐れがあるとして、輸入禁止になりました。その後、感染の恐れはない(詳細は割愛させて頂きます)と、2008年には米FDAにて輸出禁止を解除する方針が示されたものの、日本への輸入に関しては未だ禁止のままです。
現在国内で販売されている個体は、輸入禁止以前に日本へ輸入された個体から国内繁殖されたものです。その為、禁止以前より販売価格がほぼ10倍に跳ね上がり、簡単に手に入れる事の出来ない、希少ペットとなってしまいました。

今も昔も、プレーリードッグを買おうと思ったら、Prairie Houseさんでしょうか?


実は2代目プレーリードッグを手に入れようとしたのは輸入禁止となる直前ギリギリだった為、既に近所のペットショップでは取扱いしておらず(それ以前は普通にペットショップにいたんですよ!)、実物を見ないで購入するのには不安があったものの、こちらから購入させて頂きました。
ちなみに直近では2018年秋に、168,000円で販売されていたようです。毎年春にはベビー販売を行っているようなので、どうしても飼いたい!という方は問い合わせてみてはいかがでしょう。ただし、プレーリードッグを飼う心構えが十二分に出来ている方のみにしてくださいね。

なお、プレーリードッグは意外と各地の動物園にいるようです。購入費用が高い上に取扱も場合によっては難しいので、今は動物園で楽しむのがいいのかもしれません。

プレーリードッグのいる動物園は下記サイトなどを参考にしてみてください。