菅清風のガラスペンを手に入れた

菅清風の硬質ガラスペン「清風」

だいぶ前の話になるのですが、金魚のガラスペンを手に入れてからほどない2020年1月28日に、菅清風のガラスペンを思い切って注文してしまいました。

私にとっては安い買い物ではなかったので、もちろん即購入を決めた訳ではなく、他の作品も色々と検討はしてみました。
最後まで悩んだのは以下の二つ。特にペントさんの源氏物語はデザインがとても好みで、非常~に迷いました!軸の太さも良さそうだし値段も1万円ほどで購入できるし申し分ない感じではあったのですが、やはり菅清風さんの、ペン先を調整してもらえる(後述)というところと「あんしんの永久無償修理保証つき」が決め手となった感じです。
ちなみにまつぼっくりさんは好みのペン先を選べるところは良かったのですが、かなりペン自体が軽いようなのと(私はある程度重さのある方が好み)デザインがちょっと単調かな~?という部分がひっかかってしまいました。

こうして購入を決めた菅清風さんのガラスペンでしたが、注文してからは正直言って「あれ?」という感じでした。
サイトのフォームから直接申し込んだのですが、連絡はその際に届く自動返信メールのみなのです。それ以外何もありません。やがて突然、ポン!と届きます。私の場合ちょうど一週間で届きましたが、いやこれ、他の普通のオンラインショップさんであれば、「何も連絡ないけどどうなってんの!?」というクレームが届きかねないような……。

それはさておき、肝心の製品の方は、ホルベインさんには申し訳ありませんが、書き心地は断然こちらの方が上でした!こんなにも違うものかと驚きです。さすが職人技、というところでしょうか。

私が購入した製品は『清風』という種類です。菅清風さんのガラスペンは基本的にどれも同じで、軸の太さによって値段が変わっているようです。(購入前にペン先について質問させていただきましたが、どの製品も同じという回答をいただきました)私は軸が太い方が使いやすかったので、この『清風』を選びました。
ただ、実際に持つ場所はくびれている部分になってしまうのでそれ程太くはなく(実はサイトの商品紹介写真では全くくびれていないんですよね)、これなら93流れ(九十三ながれ)もしくは雅でも良かったかな?などとも思ったり。

菅清風の硬質ガラスペン「清風」ペン先

購入前にペン先についてもう一つ質問させてもらっていまして、ペン先は購入時に希望を伝えればそのように調整頂けるとの事でしたので、私は若干細めで調整してもらいました。細かい字を書きたかったんですよね。
どのくらいの線が書けるのか、プラチナ万年筆セルロイド キンギョ細字と書き比べをしたので、参考にしてみてください。(字の汚さはどうかご容赦を!)

菅清風のガラスペンとプラチナ万年筆の書き比べ

細めで調整していただいたので、だいぶ細い線が書けていると思います。かなり満足!!
このペンを使っていたら、ちょっと絵を描いてみたくなってしまいました。お気に入りのプラチナの古典インクを使い分けた渋めのものを。

ボトルインク クラシック 15 カシスブラック
created by Rinker
プラチナ万年筆

余談ですが、菅清風さんご自身は昨年10月に残念ながらお亡くなりになったそうですので、現在の作品はお孫さんの清流さんが製作されているものと思われます。清風さんはかなりご高齢の方でしたから(体の許す限り頑張る、とはおっしゃられていたそうですが)だいぶ前からお孫さんが製作されていたのかもしれないなぁ……だとしたら若いのにすごいよなぁ……と思うのでした。